レノボモバイルノートPCの代表モデルThinkPad X240ウルトラブックの製品レビュー。

レノボThinkPadモバイルノートの代表機種X230がウルトラブックX240となり新登場です。
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クリックパット ■
X240sとの形状比較 ■
X230との厚さ比較 ■
イラストレーターCCでの操作 ■
ベンチマーク ■
CPU内蔵グラフィックス性能 ■
性能まとめ ★製品レビューモデルの特長=旧モデルX230より大幅に薄型になった12.5型液晶パネルは、広視野角のIPS10点マルチタッチ対応でWindows 8の画面に指タッチ操作ができます。

12月18日12.5型 フルHD (1920×1080) IPS LEDバックライト、12.5型 HD (1920×1080) マルチタッチ対応 IPS LEDバックライトの高解像度モデルが追加新登場!

プロセッサーには高性能インテル Corei7-4600U(2コア+4スレッド)と高速256GB SSDを搭載したハイスペック仕様。

12.5型10点マルチタッチ対応の広視野角IPSを採用。液晶輝度はカタログ表示はありませんが、X240sと同じ300から400nitにの明るさで上記写真のように広視野角の左右、上下、斜め方角ともはっきり認識できます。

↓キーボードの配列は6列配列で、キーボタンの表示面積が広ろく隣り合うキーとの間隔が多くタイプミスを防ぎます。
カスタマイズで2段階調整の出来るLEDライト対応キーボードも選択できます。

↓第4世代インテルCorei7とUltrabookの表示ラベル。

↓パームレスト右端部分に、電源ボタンと指紋認証を配置。

↓新しいOS
Windows 8には、液晶画面10点マルチタッチ(カスタマイズ選択)とキーボード中央にある赤い丸でおなじみのトラックポイント、大型のガラス製タッチパットの三つの操作デバイスで快適に
Windows 8が操作できます。

主なクリックパットの利用方法。
★右端からスワイプで=『スタート』、『設定』、『検 索』、『共有』および『デバイス』 などのシステム・コマンドを含む チャームを表示する。
★左端からのスワイプで=開いているアプリケーションの表示 とアプリケーションの切り替え。
★上端、下端からのスワイプで=『スタート』画面で開いているアプ リケーションをすべて見たり、『コ ピー』、『保存』、『削除』などの アプリケーション・コマンドを表示 する(アプリケーションによって異 なります)
★左右にスライドで=リスト、ページ、写真などの項目を スクロールする。
★2本の指を左右に動かし=ズームイン、ズームアウト。

↓キーボードの配列は6列配列で、キーボタンの表示面積が広ろく隣り合うキーとの間隔が多くタイプミスを防ぎます。
カスタマイズで2段階調整の出来るLEDライト対応キーボードも選択できます。
画面トップ↑ 
↓最大開閉角度は180度まで対応。

↓薄型のマルチタッチ対応液晶パネル。

先行発売のX240sとの比較。形状はほとんど変わらない。
↓X240

↓X240s

↓本体前部。高さ20.3mmと薄型。(マルチタッチ非対応モデルは19,9ミリ)。

↓本体後部。

↓本体左側面。左から電源コネクター、ファン放熱孔、Video Graphics Array (VGA) コネクター、USB 3.0 コネクター、Mini DisplayPort コネクター。
画面トップ↑ 
↓本体右側面。右からセキュリティー・ロック・スロット、イーサネット・コネクター、SIM カード・トレイ(一部のモデル)、メディア・カード・リーダー・スロット、Always On USB コネクター、コンボ・オーディオ・コネクター。

↓底面は赤枠部分にスピーカーと可動時交換可能バッテリーが配置。

↓バッテリーは内蔵型(取り外し不可)と可動時交換可能バッテリーを搭載。

↓重量カタログ表示マルチタッチ対応1.47kg(若干カタログ仕様より重い)
画面トップ↑ 
↓旧モデルx220、x230との比較で上段がx240(尚下段写真はx220になりますが、形状の規格はx230と同じになります)
X240の高さ20.3ミリ

↓先行発売のX240sとの比較。旧モデルx220、x230との比較で上段がx240s(尚下段写真はx220になりますが、形状の規格はx230と同じになります)X240sの高さ17.7ミリとX240より2.6ミリ薄い。

↓小型の電源アダプター。

↓スピーカーはドルビー・ホーム・シアター v4対応の高品位スピーカーを搭載。
更にDOLBYオーディオソフトでチューニングが可能。

↓こちらはデザインソフト定番最新イラストレーターCC版での操作。
CC版からは、Windows 8のユーザーインターフェースに指タッチ操作が新た可能。

↓三角形も指タッチで簡単に変形可能。

↓こちらも新たに可能になったイラストレーターCC版での文字タッチツール。

新しい機能としてテキストの状態(文字アウトラインしていないフォントの状態)のまま、任意に一文字を選択して書体の変更、拡大縮小、位置の移動等が出来る。
画面上で「A」文字を選択すると、四方に四つのアイコンと上部にアイコンが表示される。
四方の左上アイコンは、(上下にタッチドラッグで長体、平体)/ 右上アイコンは、(斜めにタッチドラッグで拡大縮小)/左下アイコンは、(タッチドラッグで位置の変更)/右下アイコンは、(左右にタッチドラッグで長体、平体)/上部のアイコンは、(タッチで回転)。
これらの操作は画面に指タッチで操作が出来、画面がタッチ対応してない場合は、マウスで同様の操作が可能。

↓Windows 8でのパフォーマンススコア。インテル Core i7-4600Uのスコアが7.1をマーク。
※最新OS Windows 8.1ではこのパフォーマンススコア表示がなくなりました。

↓CrystalDiskMark3.0でのストレージベンチマークスコア。(Cドライブ256GB SSD)
シーケンシャル (Sequential) リード/ライトが高いスコア。

ThinkPad X240
画面トップ↑
ThinkPad X240性能まとめ
ThinkPad X240は、
旧モデルモバイルノートの代表機種X230の後継モデルになり、新たにウルトラブック対応で生まれ変わりました。
プロセッサーに第4世代インテルCore i3-4010U1.7GHzプロセッサー(2コア+4スレッド)からCore i7-4600Uまでを選択でき、構成によりマルチタッチにも対応した最新ウルトラブックになります。
X230との本体厚さ比較写真でもわかるように、大幅なスリム化が施され、大型のガラス製クリックパッド採用で、Windows 8のスタート画面にマルチタッチ非対応でも、スワイプやジェスチャーは快適に指操作で行えました。但しクリックパット一体型になった手前のボタン操作部分はしっかりと押さないと反応しないので今後改良が望まれます。
プロセッサーはウルトラブック搭載モデルの標準になる、電力消費の少ない超低電圧版(型番の末尾にUが付く)第4世代CPUを搭載。最少構成インテル Core i3-4010U1.7GHzから、ターボブーストテクノロジー2.0が利用できる Core i5-4200U1.6GHzから上位Core i7-4600U2.1GHz(共に2コア+4スレッド)を搭載。
第4世代になり旧第3世代よりプロセッサー性能が約10%以上向上しました。
グラフィックスには、CPU内蔵インテルHDグラフィックス4400を採用。
CPU能力以上に第4世代になり大幅なGPU性能が向上しました。理論上フルHD(1920×1080ドット)より高解像度の4K( 3840×2160ドット)モニター出力と3台までのディスプレィ出力がオンボードGPUだけで可能になりました。
◆X240では、Mini-Displayportを利用して外部モニターへ4k(最大 3840×2160ドット1,677万色)出力対応可能。
※モニターが4kに対応の条件あり。
実行ユニット数旧インテルHDグラフィックス4000の16に対して、HDグラフィックス4400は20に増加。OpenGLが3.1から4.0と、DirectX が11.0から11.1にそれぞれバージョンアップしました。
※実行ユニットは、コンピュータのプロセッサの構成において、命令を実行する指示を受け、命令を実行するユニット。
OpenGLは3Dグラフィックスを専門的に扱うライブラリ。
DirectXはマイクロソフトが開発したゲーム等に利用されるAPI。
↓そのHDグラフィックス4400の実力ですが、画像編集ソフトの世界的定番最新版、フォトショップCCで3D画像を取り込み、合成する作業を行いました。下記画像のスポーツカーのパーツ(本体とドア+車輪)を取りこみ、合成を行ってみましたが、特に問題なくスムースに作業する事が出来ました。※フォトショップにはOpenGLに対応する機能があります。
動画の再生は、同様の比較スペックモデルが無く旧モデルX220との比較ですが、動き自体は同じですが、色の再現性等が優れているように思えます。

↓最新フォトショップCC版で349MBのTifデータを約8秒で開く事が出来た。
性能が旧世代より大幅に向上したCPU内蔵インテルHDグラフィックス4400での画像編集もスムースに行われた。

フォトショップCC版での環境設定。CPU内蔵インテルHDグラフィックス4400が選択されている。

↓最新ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼアのベンチマークスコア。
結果1280×720標準品質ノートPC スコアが2628やや快適をマーク。
※標準品質ノートPCは制限がありますが、一応普通にプレーができそうです。

キーボードは、定評の6列キーの配列と打音時のクリック音を抑えた構造になっています。キーのタッチ加減も押しやすい作りになり入力が楽に行えます。
ビジネス使用に欠かせないセキュリティ機能は、指紋認証ユーティリティ(指紋センサー搭載モデルのみ)、パワーオン・パスワード、ハードディスク・パスワード、スーパーバイザー・パスワード等で大事なデータの保護が出来ます。
インテル vPro テクノロジー対応でエンタープライズ・レベルのPC管理機能をより簡単に行う事が出来ます。セキュリティー保護や、修復、などをリモートで管理、操作可能になります。
便利な新ユーティリティーソフト「 Lenovo Settings」
「Lenovo Settings」は、Windows 8搭載ThinkPadシリーズのために新たに開発されたユー ティリティソフトです。
これまで、Windows 7用として用意されていた「省電力マネージャー」 や「Access Connection」などの代わりとなるユーティリティーで、Windows 8の新しいイン ターフェイスに準拠したWindowsストアアプリです。
Lenovo Settingsには、インターネット 接続の共有(テザリング)が可能な「Mobile Hotspot」、省電力設定を行う「Power」、ロケー ションに応じて通信設定を自動的に変更する「Location Awareness」、オーディオ関係の設 定を行う「Audio」、内蔵カメラの設定を行う「Camera」の5つの機能があります。
ThinkPad X240は、起動時間約14秒、終了時間2秒と高速動作。バッテリー可動時交換可能で最大14.9時間のロング可動と最新プロセッサーを搭載したウルトラブックになり、ビジネスソフトからデザインソフトまで幅広く利用できる高性能ウルトラブックになります。
ThinkPad X240最少構成の主なスペック
★印は5段階表示で性能レベルを表示。
 | Windows 8 (64bit) |
カスタマイズ | Windows 8 Pro (64bit) |
 | インテル Core i3-4010U プロセッサー (1.70GHz, 3MB, 1600MHz) (2コア+4スレッド)★★★ |
カスタマイズ | インテル Core i5-4200U(1.60GHz, 3MB, 1600MHz) (2コア+4スレッド)★★★☆ インテル Core i5-4300U(1.9GHz, 3MB, 1600MHz) (2コア+4スレッド)★★★☆ インテル Core i7-4600U プロセッサー (2.10GHz, 4MB, 1600MHz)(2コア+4スレッド)★★★★ |
 | インテルHDグラフィックス4400★★★ |
カスタマイズ | |
 | 2GB |
カスタマイズ | 4GB 8GB最大 |
 | 500GB HDD |
カスタマイズ | 1TB HDD 128GB 256GB 512GB SSD |
 | |
 | 12.5型HD液晶 (1366x768) |
カスタマイズ | 12.5型 HD (1366×768) IPS LEDバックライト 12.5型 HD (1366×768) マルチタッチ対応 IPS LEDバックライト 12.5型 フルHD (1920×1080) IPS LEDバックライト 12.5型 HD (1920×1080) マルチタッチ対応 IPS LEDバックライト |
画面トップ↑ ★
ThinkPad X240 レビュースペック★
Windows 8 (64bit)
インテル Core i7-4600U プロセッサー (2.10GHz, 4MB, 1600MHz)
12.5型 HD (1366×768) マルチタッチ対応 IPS LEDバックライト
インテル HD グラフィックス 4400
8GB PC3-10600 DDR3L(1スロット使用)
256GBマイクロ・ソリッド・ステート・ドライブ
インテル Wireless-N 7260 + Bluetooth 4.0
1年引き取り修理

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